渡嘉敷村(とかしきそん) - 沖縄県の自治体紹介
渡嘉敷村役場
阿波連ビーチ1
阿波連ビーチ2
渡嘉志久ビーチ
沖縄本島の離島で、アクセスの良さから観光客にも非常に人気が高い島が渡嘉敷島です。その渡嘉敷島を中心とした大小10近くの島から構成されるのが渡嘉敷村です。
渡嘉敷島へのアクセスは那覇の泊港から高速船で35分、フェリーだと70分ほどで着きます。集落は東側に位置する渡嘉敷港や村役場に近い渡嘉敷集落、その反対の西側に位置する渡嘉志久集落、そして、その渡嘉志久集落からやや南に位置する阿波連集落から成ります。
地形としてはとても起伏に富んだ島で、険しい山や峠もあれば、遠浅で白砂のきれいなビーチもあります。特に慶良間諸島の内側に面している渡嘉志久ビーチと阿波連ビーチは波が穏やかで、スノーケリングでもサンゴが身近に見られることでファミリー層を中心に人気です。
島の中央と海までの高低差がかなりあるため、川が形成され辛く、そのために毎年のように夏になると水不足に悩まされています。また、水が安定しないため農業も少なく、沖縄ではどこでも行われているサトウキビの耕作もほとんどありません。村内の生活インフラは銀行、医療ともにほとんどありませんが、那覇までの移動時間で考えるとそこまで不便ではありません。その証拠に、人口自体は800人弱と少ないですが、40年以上大きな変動がありません。